男性の脱毛は痛い?痛みが強い理由や痛くない脱毛をする方法

ヒゲを気にする男性7

毛の濃さや生え方は性別によって違うので、同じ脱毛方法だったとしても、男性と女性とでは痛みの大きさが違うということも考えられます。男性の方が女性よりもたくましかったり、筋肉が多いので屈強な肉体を持っていたりする人も多いです。

しかし、出産の痛みに耐えるためか、痛みに対しては女性の方が強いとよく言われています。男性でも、痛みに弱い人はたくさんいます。今回は、男性の脱毛の痛みについて紹介していきましょう。

男性の脱毛が女性よりも痛くなる理由

ムダ毛のない男性16

脱毛は、部位によって痛みの感じ方が変わってきます。特に痛みを感じやすいのは、髭、ワキ、VIOなど。これらの部位に共通しているのは、毛が太く、密集しているということです。男性ホルモンは体毛を濃くしたり、毛の数を増やしたりする働きがあるため、男性の方が女性よりも毛量が多く、毛がしっかりとしています。

一般的な脱毛方法では、黒っぽい色(メラニン色素)に反応させ、当たったレーザーの熱で毛を作る細胞を破壊していきます。毛が太ければそれだけ照射されたレーザーが反応しやすくなり、熱量が高くなってしまうのです。

男性は女性よりも太く濃い毛の人が多いので、脱毛する時に痛みを感じやすくなってしまいます。

痛くない脱毛をするメリット

誰でも、施術をする時は痛みがあるよりもない方がいいと思うのではないでしょうか。痛みが少なければ苦しみを我慢することないですし、快適にお店に通うことができるようになります。ここからは、痛くない脱毛をするメリットを紹介しましょう。

脱毛を継続しやすい

脱毛を行ったことがある人ならわかるかもしれませんが、脱毛は一回の施術では終わりません。多くの場合、回数制を採用しており、大体のお店では6回や12回、18回などの長期プランとなっています。毛は表面に出ているものが全てではなく、休止期のため、皮膚の下で眠っているものもあります。

毛というのは眠っている割合の方が多いので、1回の施術では大した脱毛効果を得ることができないのです。このように脱毛は1回で終わるものではなく、何回も施術を行わなければなりません。もし、痛みが強すぎる場合、途中で脱毛を断念することになり、お金や通った時間が無駄になってしまうこともあります。

痛みが少ない脱毛方法を選べば、痛みによって回数コースを途中で解約する心配がなく、脱毛を無理なく継続していくことができます。

ストレスなく通える

子供の頃、歯医者の治療が怖くてたまらなかったというのも多いのではないでしょうか。痛みが強い脱毛方法だと、子どもが歯医者に行く時と同じようにお店に通うのが怖くなり、通うたびにストレスがたまってしまいます。

先ほど紹介したように、脱毛は1回では終わりません。毛周期に合わせて、大体2ヶ月に1回のペースで行っていきます。脱毛の回数が多いコースを選べば、施術が完了するまで2~3年ほどかかってしまうのです。安易に痛みが強いお店を選んでしまうと、長い期間ずっと痛みに耐えなければならず、憂鬱な状態が続いてしまうでしょう。

痛みが少ないからといって脱毛の効果が低いとは限りません。最新の技術や脱毛機メーカーの努力などにより、痛みが少なくても十分な脱毛の効果を期待できるものがたくさんあるので、お店を選ぶ時は痛みにも注目してみましょう。

男性が痛くない脱毛をする方法

痛くない脱毛をしたくても、その方法を知らなければ意味がありません。できるだけ痛みを感じない脱毛をしたい時はどうすればいいのでしょうか。ココからは、痛みをできるだけ感じないで脱毛する方法を紹介していきます。

医療クリニックより脱毛サロン

脱毛できる場所は大きく分けると医療クリニックと脱毛サロンがあり、どちらか好きな方を選択することになります。医療クリニックでは医師または専門の教育を受けたスタッフが施術を行うため、「レーザーの出力が大きい」という特徴があります。

脱毛サロンで行われる光脱毛は、医療クリニックで行われるレーザー脱毛よりも出力が小さいため、痛みがマイルドです。医療クリニックの方が脱毛効果が高いですが、痛みが強いため途中で挫折してしまう可能性が高くなってしまいます。

できるだけ痛みを感じないで脱毛を続けたい場合は、脱毛サロンを選ぶようにしましょう。

全身脱毛よりも部分脱毛

脱毛は、部位によって痛みを感じやすいものがあります。当たり前ですが、全身脱毛を選んでしまうと全身のあらゆる毛を脱毛することになるので、痛みを感じやすい部位のムダ毛も全て処理することになります。痛みが嫌いな人は、部分脱毛にするというやり方もあるでしょう。

全身脱毛にするのではなく、絶対に脱毛したい部位だけを脱毛していけば、痛みも最小限に抑えることができるのです。あまり痛くない部位では、腕、背中、おなか、胸、あごなどがあります。全身脱毛には魅力がたくさんありますが、痛みが嫌な人は痛い部位を避けるために、気になる部分だけだけを脱毛してみてはいかがでしょうか。

家庭用脱毛器で脱毛する

家庭用脱毛器は、安全のために脱毛サロンや医療クリニックのものよりも照射パワーが抑えられています。その分脱毛効果が低くなってしまうことも考えられますが、最新の機器を選んだり、繰り返しちゃんと使い続けたりすれば、毛の量を薄くしムダ毛の処理を楽にすることはできるでしょう。

家庭用脱毛器には、いつでも気軽に脱毛できるという魅力もあります。痛くない脱毛をしたい、のんびりと脱毛していきたいという場合は、家庭用脱毛器という選択肢も十分にあります。

脱毛方法はSHR脱毛を選ぶ

光脱毛は大きく分けると3種類の脱毛方法があり、IPL脱毛、SSC脱毛、SHR脱毛というものがあります。この中で一番痛くないのがSHR脱毛で、この脱毛方は従来のメラニン色素に反応させるやり方ではなく、表皮に近いバルジ領域という部分にダメージを与えていくのです。

そのため毛の濃さなどは関係なく、産毛などの薄い毛にも高い効果を発揮します。このやり方は弱めの光を連続的に放射し、脱毛効果を発揮していくので、痛みというものがほとんどありません。医療クリニックでもSHR脱毛法を使用した脱毛器を取り扱っている場合があるので、痛みが嫌いな人は、SHR脱毛でムダ毛を処分して行きましょう。

どのような脱毛方法をしているかや、脱毛器を使っているかは、お店のホームページを確認することで知ることができるはずです。脱毛時の照射レベルを決めるのはスタッフであり、痛みの大きさはスタッフのレベルによって左右することもあるので、念のために口コミや、お店の実績なども調べてみると良いでしょう。